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西洋の魔よけのお守り「オレンジボマンダー」とは?その効果は?作り方・歴史

アロマの豆知識

こんにちはAroomastyle(アローマスタイル)です。

この記事では魔よけ「オレンジボマンダー」とは?について紹介しています。

スイートオレンジ精油に関係している

スイートオレンジ精油の精油プロフィールを紹介している記事に

「西洋では昔魔よけとしてスイートオレンジにクローブを刺してオレンジボマンダーとして使われていた」

とあります。

日本ではあまり馴染みのない「オレンジボマンダー」とは一体何なのでしょうか。

オレンジボマンダーとは?

オレンジボマンダーとは?
オレンジボマンダーとは?

オレンジボマンダーとは

スイートオレンジにクローブを刺してスパイス類をまぶしたもの

です。

フルーツボマンダーとも呼ばれ、オレンジだけでなくレモンなどの柑橘系の果物や

リンゴでも作られることがあります。

しかしオレンジの香り高さから、「オレンジボマンダー」にする人が多いようです。

オレンジボマンダーの効果は?

オレンジボマンダーの効果は?

それではなぜオレンジボマンダーを作るのでしょうか?

それはヨーロッパでかつて流行したペスト(黒死病)

オレンジボマンダーには、そのペストを追い払う・寄せ付けない「魔よけの香り」として

言い伝えられていました。

自分の身の回りに良い香りを身に着けることによって、

悪いもの(ペスト)を寄せ付けない、不幸を遠ざける効果がありました。

 

こういった効果から、現代でも欧米では幸運を呼ぶシンボルとして

クリスマスの飾りつけや新年にプレゼントする風習があるそうです。

オレンジボマンダーの歴史

オレンジボマンダーの歴史は古く、イギリスでは16〜17世紀のエリザベス朝時代の肖像画にも描かれています。

貴族たちが、細かい穴のあいた金属製の球形のケースにハーブや練り香料を入れて、腰から下げている様子が描かれています。

約500年前からオレンジボマンダーはヨーロッパにあったことが考えられます。

またヨーロッパにペスト(黒死病)が流行したのは1347 ∼ 1353 年ごろ

その頃に魔よけとしてオレンジボマンダーが使用されていたことを考えると

もっと前今から700年程前から存在していたことが推測できます。

オレンジボマンダーの作り方

オレンジボマンダーの作り方です。

オレンジ丸1個を用意し、オレンジ全体を覆うようにクローブを刺していきます。

そこにシナモンなどのスパイス類をまぶし2~3週間乾燥させて完成になります。

クリスマスの飾りつけやプレゼントにする場合は、

リボン等を巻いて飾りつけすると良いでしょう。

まとめ

オレンジボマンダーとは

スイートオレンジにクローブを刺しスパイスをまぶし乾燥させたもので

魔よけとして欧米圏では親しまれています。

そんな歴史に思いを馳せながら、スイートオレンジ精油を香ってみたり

オレンジボマンダーを作ってみたりするのはいかがでしょうか?

以上、参考になれば嬉しいです。

最後までご購読いただきありがとうございました。

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